とんとん ヨガ日記

ヨガ、アロマ、歩くこと、山、水、私の好きなもの。今ここに生きる。ココロとカラダが心地良いものを選んでゆっくり生きている私が気付いたことを綴っています。

食べる瞑想

1月の末から毎週日曜日の朝に冥想のワークショップに通っている。
最初は呼吸に集中することから始め、ここ2回は「感じる」「感覚」に集中することに移っている。
今日は5回目。
 
今週はなんか落ち着かないフワフワ、もやもやした気分だった。
出張があったりいつもよりはいろいろあったけど、でも、そのくらいなんでもなく乗り越えてきたはず。
なのに今週は。。。
冥想を続けることで自分の中の感覚に敏感になっているのかしら?
気分としてはもやもやして落ち着かず、よくない気分。ずっと酔っぱらっているようにアタマがふわふわして。
そんな一週間。
 
そして。
今日は「食べる瞑想」を初体験。
「食べる瞑想」?
 
レーズンひとつぶを口に入れて、まずは口に入れて舌や口の粘膜でそれを感じてみる。
その後、一回だけ噛んでみる。その後の感覚、変化を味わう。
何度かかみしめてみる。
飲み込む。
ゆっくり、ゆっくりと。
変化する感覚を味わう。感じる。
起こっていることを感じる。
 
普段、食べることをこんなに感じたことはなかったし、味わうといっても、どんな味か、食感はどうかに関心が行って、自分の口の粘膜の感覚や唾液の出てくる感じに集中したのは初めて。
そして、口の中の感覚を感じて更に動いていく心の動きを発見。
 
今日の先生の話。
心は不安な場所から逃れようとして、コントロールする(to do)、知る→断定する、刺激を求める
ただそのまま、そのままでいる(to be)ことはとても不安な状態。
 
客観的に観る。感じることはリアルで生々しいこと。自分の存在を感じること。
時にはそこから目を背けたくなる。
 
瞑想は体験すること、すなわち一瞬一瞬が瞑想。
ヨガをしている時も、歌っている時も踊っている時もお風呂の中でも歩いている時も。
あらゆる生活の中で起こりうる、体験することができる。
 
少しずつ「私にとっての瞑想」を体験から得ている気がする。