ただ聴くという体験

9月23日クリスのGAPのワークショップでの体験。
備忘として。
ただ聴くというプラクティスで体験したこと。

最初、話し手のストーリーを「理解」しようと聴いていた。いつもの私の「よく聴く」方法。
話し手のストーリーを自分の中で映像化する。想像する。自分で映像化するための足りない情報を質問したくなる。

途中、クリスからの声掛けに従って、ストーリーだけを聴くのではなく、全身で話し手を聴くことをしてみる。
表情、手の動き、カラダから出る空気感などに意識を合わせてみる。自分の中の映像でなく、目の前にリアルに起こっている話し手が全てになる。
理解しようとする意識が消える。
すると、話し手の呼吸の乱れに呼応するように私の呼吸が浅くなる。
それを感じながら、一緒にいることだけに意識を合わせる。
共感するとか理解するということから離れる。

時間になって話が終わり、自分の静かなところに戻る。
浅かった呼吸は、自分のペースの深い呼吸に戻る。

話し手からのフィードバック
受け止めてもらっていると感じていた。聞き手(私)の表情が大きく変化しなかったことがプライベートな話にも関わらず話しやすかった。

今までの「聴く」から離れてみた体験。
全てに使える方法ではないけれど、「よく聴く」ってことを体感出来たように感じています。