とんとん ヨガ日記

ヨガ、アロマ、歩くこと、山、水、私の好きなもの。今ここに生きる。ココロとカラダが心地良いものを選んでゆっくり生きている私が気付いたことを綴っています。

屋久島日記ぱーと3

イメージ 1

ランダムな屋久島日記、徒然なるままに。
上陸翌日、2日目はガイドさんお薦めの「花之江河」に。天気が良かったら黒味岳まで!と勇んでいましたが、やはり予想通りの雨。しかも、ここ数日はそれまでと打って変わり、雨、雨、雨。しかも気温も低い。

朝5時半にガイドさんお迎え。車に乗せてもらい、淀川登山口へ。
わたくし、トレッキングに備え、4時起きで朝ヨガ。
なんと!?とってもカラダが良く伸びるわ~。前屈もいつもの朝より深い。
昨夜のお酒のせいか?、屋久島の空気のせいか?

淀川登山口へは車で一時間ほど。
途中、紀元杉前で、朝食休憩。(地元のパン屋さんの美味しいパン!特にお芋の入ったパンが最高!菓子パンは好きじゃない私も2個半ぺろりと食べました!)
縦走予定のグループと遭遇。
「こんな天気だからせっかく縦走しても何も見えないよね~」ガイドさん同士は馴染みらしく、そんな会話も山っぽくていい。

紀元杉は車ですぐ近くまで行ける、最長老の杉との事。上の方の形がとってもユニーク。
今日一日、私たちを見守っていてね~!

荒川登山口を7時にしゅっぱーつ!ファイトー!
しかし、歩き出す前から、霧雨時々しっかり雨。
みんなはカッパを着装して、私はウィンドブレーカーと今回新調したスパッツを装備しレッツゴー!

約一時間かけゆっくり淀川小屋まで。
途中ガイドさんの丁寧な説明に感激。
花、葉っぱ、木、鳥の声、屋久島の自然をいとおしく思う気持ちがビンビン伝わってきます。これまでの2回の屋久島経験では味わえなかった気分です。
やはり、ガイドさんは大切ね~、ホント

小屋でトイレ休憩。
男女の二人連れとしばし、会話(こういう時の会話担当はあるメンバーが最も得意としており、もっぱら彼女が担当しまーす)。

この先はトイレがないのでどうしてもと言う場合は携帯トイレを使用します。
屋久島では今激増する観光客に対し、トイレ問題が深刻。
いくつかの場所に携帯トイレ使用ブースを設置し、励行しているとの事。
ブースを視察。すっごく綺麗だし、広いし、使いやすそう。
小屋の既存トイレよりいいな。持ち歩くと言っても出したものは所詮自分のものだしね。
機会があれば使ってみよう!

しばしの休憩の後、淀川を渡る。
なんと水がうすーい緑色なんです。
こんなに美しい風景があるのでしょうか?天女が流れてきそうな、そんな流れです。

その後、アップダウンを繰り返しながら少しずつ標高を上げていきます。
淀川登山口が約1300m、花之江河1600m。
少し登りが続くと、平らになったり、少し降ったりと、登りの連続でないのはありがたい。
森のミストの中を歩いて、お肌ぷるぷる~
途中、ガイドさんの知らない、花発見!
後で調べてもらったら、「ヤクシマホツツジ」だったそうで。
この季節にツツジか~、しかも形状は本土のツツジとは似ても似つかない・・・

途中展望スポットでトーフ岩を眺める・・・
高盤山頂上にそびえる、大岩。しかも包丁で縦に割った形というユニークな岩・・・
が見えるはずですが、視界は真っ白白・・・
帰りに期待するぞー!

まず、到着したのが小花之江河。続いて少し歩いて、花之江河。
日本最南端の高層湿原。コケ類が幾重にも重なって出来た湿原。
かえるの卵や小さな生き物がいるらしく、探したりするのも楽しいそうですが・・・
雨がどんどん激しくなり、黒味岳に挑戦すべく、目指し歩き出しましたが、水場が激流となっており、これ以上進むのは難しいとの判断で、お弁当を食べて、花之江河から引き返す事に。

雨を交わす場所もなく、木陰で立ったままお弁当を食べて・・・
ずぶぬれ・・・
甘かった・・・夏の山は蒸れるので、レインウエアはウインドブレーカーのみにしていた私でしたが、さすが雨降りの1600mではカラダが冷えて・・・
立ち止まっているとカラダがどんどん冷えるので、花之江河を味わうのもそこそこに私たちは下山する事に。
もったいないですが、また、来年来ればいい事。来年まで元気でね~~

帰りの私は寒さとの戦いでした。
ほぼ、全身ずぶぬれ。ただ、スパッツから下の足元はぬれず。さすが!
途中、ガイドさんから新聞紙をもらいカラダに貼り付けましたが、それもまもなく濡れてしまいました。
また、途中、なんか足元がおかしい・・・
あ!!!靴のソールが・・・
ついにはがれてしまいました。左足。
電気用絶縁テープでぐるぐる巻きに。
最後まで持ってくれよ~

淀川小屋へ到着。
途中であった元東京のサラリーマンで漁師のおじさんと話す。
会社卒業後の人生を屋久島で送っているとのこと。

淀川小屋の下に水場があり、その清流が美しい。
飲み水にも出来るということで飲んでみました。
やわらかい美味しい水でした。
その水で沸かしたコーヒーをご馳走になり、体を温めたところで、ゴールまであと少し。頑張るぞー!

登山口へ到着。14時。
約7時間を屋久島の山で過ごしました。
雨にずぶぬれにはなりましたが、森の生気をたくさんいただいてカラダも心もぷるぷるです。

雨が激しかったために写真は紀元杉だけ。
でも私たちの心にはしっかり記録しています。

山を降りた私たちは、早速温泉にgo!!!!!