とんとん ヨガ日記

ヨガ、アロマ、歩くこと、山、水、私の好きなもの。今ここに生きる。ココロとカラダが心地良いものを選んでゆっくり生きている私が気付いたことを綴っています。

感じるということ

「感じる」
ヨガクラスの中でも多く声掛けする言葉。
「考える」のではなく「感じる」
「思う」のとも違う。

「考える」「思う」は頭であれこれ思考すること。
自分の頭で作り出していること。
「感じる」はただそこで起きたことをそのままにして見て受け取ること。
『ああ、そうなんだなぁ』っていう気付き。

ヨガの練習はまず「感じる」と「考える」「思う」との違いに気付いて、
起きたことをそのままにして、見ていくことの練習。
それってなんなのか。
理屈でなく、体験していくプロセスにはある程度時間が必要。
教わるのではなく自分で学び得ていく、自発的な体験の連続。
一方、日常生活では考えたり思ったりすることの連続で「感じる」体験は少ない。
感じていることに気付く隙がないくらい、思考が忙しい。

だから今、身体で何が起きているかを見る時間が必要なんだと思う。
見ようとしていないことにも気付くかもしれない。
そのままにしておくことの難しさに気付くかもしれない。
そこが見どころ、面白さだと思う。
何が起きるかわからない、未知との遭遇
不安を感じるかもしれない。
一緒に練習する仲間がいることは支えになると思う。